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モカマタリ/100g

1,166円(本体1,080円、税86円)

SOLD OUT
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モカマタリ/100g

1,166円(本体1,080円、税86円)
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商品説明

[近日販売開始]

モカフレーバーと称される芳醇な香りと風味、柔らかな酸と深みのあるコク、ふわりと広がる甘味。

イエメン産『モカコーヒー』の独特な風味は、世界中のコーヒー愛好家達から支持されています。昼夜の寒暖差が激しい山岳地帯の急峻な斜面を利用した段々畑で、昔ながらの製法によって農民達が作り出すその気品溢れる個性的な味わいをお楽しみください。


【生産国】アフリカ イエメン モカマタリ#9
【農園・標高】バニーマタル地区一帯の小農家 (標高1,500m〜2,500m)
【農園所在地】バニーマタル地区 ワディ・マーラバン渓谷近郊
【品種・精製】イエメン在来種 ナチュラル精製 天日乾燥

味の特徴:[すっきり]印象的な風味と柔らかなコク
焙煎度合:中煎り

味わいグラフ


▼南蛮屋 焙煎士&ブレンダー 村松による 味わいの評価

南蛮屋 焙煎士&ブレンダー 村松[ 香り ] 赤ワイン、ミルクチョコレート、ドライフルーツ、青草、アーシー、スィートスパイス、ハーブなど。ドライフルーツのようなフルーティさが広がるなか、様々な香りが複雑に絡み合う。 ワイニー感が主に広がるなか、モカフレーバーと称される個性的な香りと風味が芳醇に立ち上ります。

[ 酸味 ] 奥に感じる熟したシトリック系フルーツの持つジューシーな酸が、優しく甘くたたずむ。ストーンフルーツ系の硬い印象の酸も存在するが、他の個性に押され気味で隠れている感覚。明るさや華やかさとは無縁の、個性的な酸の印象が包み込むように広がります。

[ 苦味 ] 強いボディ感など全く感じない、甘味すら感じる焦がしキャラメルのようなビター感が柔らかく広がる。しかし、余韻として残るのは複雑な風味。このコーヒーにおいて、苦味はあくまでも脇役として全体を柔らかく支えています。

[ コク ] 様々な完熟フルーツと赤ワイン、スパイスやハーブなどが絡み合う滑らかなアタックの甘いコク。この完熟フルーツとスパイスのもつ甘い感覚が、複雑な感覚で混ざり合う。ミドルに感じるアタックが複雑な味わいとともにいつまでも余韻として残ります。



●このコーヒーについて

旧南北イエメン国境沿い、首都サナアより西に約50kmに位置するバニー・マタル地方のワディ・マーラバン渓谷近郊で、「モカマタリ」は育まれています。標高は1,500m〜2,500m、気候的に昼夜の寒暖差が非常に大きく空気が良く乾燥していてイエメン国内では雨量が多いエリアであり、良質のコーヒーが育つ条件がほとんど揃っているこのエリアは、世界的に有名なコーヒー産地としてその名を轟かせています。

イエメンで最も古い栽培地ともいわれるこの渓谷では、バナナの葉を日除け代わりに使いながらコーヒーの樹が栽培されています。なかには、カットバック(樹を若返らせるための作業)を繰り返すことで、太くたくましく成長した樹齢50年を超える樹も存在します。生産品種は在来種、そのほとんどが小規模生産者であり、鶏糞、腐葉土、コーヒーの果肉のカスといった有機肥料を使用し、完全な天日乾燥方式で生産されています。

栽培されたコーヒーは手摘みによって収穫され、コーヒーチェリーの果肉を残したまま農家の屋上などで広げて天日乾燥されます。乾燥したコーヒーチェリーは専用のパルピングマシーンで、またはロバやラクダが引く石臼の中で脱穀されます。オーガニック、そして最もシンプルで原始的ともいえる伝統的な手法で育てられるコーヒー豆は、複雑で豊かな、そして唯一の個性的な風味を産み出します。

その香味は非常にユニークで個性的。モカフレーバーと称される芳醇な香り、赤ワインを感じるなかドライフルーツを思わせる甘く濃厚な風味とミルクチョコレートのようなコク、カルダモンやシナモンといったスパイシーや大地を感じるアーシーな感覚が複雑に絡み合い広がります。

渓谷沿いの斜面に広がる段々畑で昔ながらの製法で作られた、母なるコーヒー。圧倒的な個性をもつ"モカフレーバー"をお楽しみください。



●モカコーヒーとは?

「モカ」は紅海に面した、イエメンの小さな港町の名前です。(現在モカ港は閉鎖されています)1628年、このモカ港でオランダの商船が40袋のコーヒー豆を買いました。ヨーロッパ人が買った最初のコーヒーでしたが、当時まだヨーロッパではコーヒーを飲む習慣がなかったためこの豆はペルシャ・インド方面に売られたようです。ヨーロッパで最初にコーヒーが売り出されたのは1661年アムステルダムでのことで、もちろんこれもモカから積み出されたコーヒーでした。
これをきっかけに、ヨーロッパ人は安いコーヒー豆を大量に確保するため、それぞれの植民地に「モカ」の豆を持って行ってコーヒーの栽培を始めました。現在、南アメリカや東南アジアで栽培されているコーヒーの多くは、もともとこうしてイエメンから運び出されたものなのです。つまりイエメンは世界のコーヒーの母国というわけです。
モカ港から積み出されるバニーマタル地方のコーヒー。これが、母なるコーヒー“モカ マタリ”の名の由来です。

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